プロ野球 投手の分業化と名指導者の軌跡

ブックメーカーの認知度を高めて人気回復

若者の野球離れが深刻な問題となっています。それならば、若者に興味を持ってもらうように、対策をしなければなりません。ヨーロッパのビジネスモデルを参考にして、ブックメーカーをファンの間に浸透させてはどうでしょうか。日本は他国と比較して、ブックメーカーの認知度が低すぎます。ヨーロッパの若者は、球場やスタジアムに行く前に、ブックメーカーにベッティングします。

欧州の若年層では、新たなスポーツの観戦スタイルが出来上がっています。ネットさえ繋がれば、いつでも、どこでもベッティング可能なので、ファンは自宅でも楽しめます。新たにプロ野球ファンを増やすことも可能となります。

ブックメーカーの野球はこちらです。

WBCですら球場に空席がありました。ブックメーカーなら、各国代表には、現役のメジャーリーガーがいますので、メジャーリーグのファンが球場に足を運んでくれるのではないでしょうか。

日本語版のホームページを多数のブックメーカーが用意しているので、見たことがない人は、是非とも見てみてください。日本のプロ野球はデータが細かく、ブックメーカー向きの野球です。メジャーリーグよりもバントやヒットエンドラン、投手交代が多いので、データを重視するブックメーカーの面白さとマッチします。

野球における抑え投手の役割

野球にもそれぞれのポジションで役割がたくさんあります。その中でも重要な位置にあるのが投手です。その疲労度はプレーヤーの中でも飛び抜けています。

全てのプレーの始まりは投手から始まりすべてに集中力を持ってなければなりません。ホームランを打たれると他の野手はどうすることもできませんので、常に気をつけなければなりません。なので体力的にも精神的にも大変や役割です。

こういったことから野球の投手は分業制となっています。能力の高い選手がいれば試合の進行具合に応じて変えることで最高のプレーができ成功する確率も高くなります。

一般的には、先発・中継ぎ・抑えと分かれています。中でも抑えは最終回のみにでてきて数球投げて終わります。

3割り打てば打者は一流と言われるので、最終回だけ投げる抑えは有利に思えますが、それだけに絶対に打たれてはいけないというプレッシャーも大変です。試合を決定する最終回に登場し試合を終わらせる強い精神力も持たないといけません。

プロ野球における中継ぎ投手の役割

メジャーリーグでも日本のプロ野球でも、投手の分業制が一般的になっています。その多くは先発で投げる選手の負担を軽減するためですが、分業制が主流になるにつれ、2番手以降に投げる投手の役割もシーンに応じた多様なものとなっています。

その中でも中継ぎの役割は地味ながら重要なポジションで、先発と試合を締める抑えの間に投げ、試合展開を維持あるいは好転させる役割を担っています。

勝っている時なら有利な状況を保ち試合の後半に繋げなければなりませんし、負けている時なら、テンポよく相手の攻撃を抑え込んで味方の攻撃のリズムを取り戻さなければなりません。

監督に信頼されている中継ぎがいる場合や、長い回数を投げられない先発ばかりのチームであれば接戦になるたび登坂しなければならないことも多く、チーム状況によっては負担が重くなる可能性もあるのが彼らの役割なのです。

最近のプロ野球では中継ぎ投手の評価も上がってきており、このポジションで地位を築いてスターになる選手や、多額の年俸を手にする選手も出てきています。

現代野球で重要性が増すセットアッパー投手

投手のセットアッパーという役割は、昔は中継ぎの中の一人とされていましたが、今は明確に分けられていて、抑え投手のセーブに相当する「ホールド」と呼ばれるポイントがつき、タイトルも作られています。

では、野球においてどのような役割を担っているのかというと、味方がリードしている、あるいは同点の状態で抑え投手の一人前に出てきて相手の追撃をかわします。なので、だいたい7回か8回に登板します。一般的に投げるのは1イニングですが、場合によっては2イニング投げることもあります。

セットアッパーの評価が高まってきたのは、野球のピッチャーの分業制がより細かくなったからです。昔は先発ピッチャーはできるだけ長いイニングを投げるというのが一般的な価値観で、完投がベスト、その次は8回まで投げて抑えにつなぐというものでした。

しかし、試合数が多くなり、肩を守るために先発は100球前後で降板させて、残った回数は中継ぎでつないでいくという考え方が主流になったため、リードしている試合で高い確率で投げるセットアッパーの重要性が高まったわけです。

いい左打者が多い現代野球で活きるワンポイントリリーフ投手

ワンポイントリリーフとは、特定の打者一人だけに対して投げる投手のことです。基本的には左利きのバッターに対して、サウスポーのピッチャーが出てくるということが多いです。

なぜ、わざわざ一人のバッターのために専用のピッチャーを使うのかというと、まず、現代の野球では左バッターに好打者が多いということが挙げられます。

更に右ピッチャーだけが苦手な右打者というのはプロ野球にはいませんが、サウスポーが苦手な左打者は多いため、それまで投げていた右ピッチャーに代わってサウスポーを出すというのは理にかなっているのです。

ワンポイントリリーフを出すと、それまで好投していたピッチャーでも降板になりますが、場合によっては残すこともあります。どうやってピッチャーを二人共存させるのかというと、投げていた投手を外野に回すのです。そして、ワンポイントリリーフが降板したら、また投手に戻すというわけです。高校野球ではわりと使われる方法です。

投手の役割