野球で緊急事態が起きたら登板するロングリリーフ投手

ロングリリーフ

野球の投手の役割でロングリリーフとは比較的早い回から先発投手を引き継いで登板し、セットアッパーにつなぐという役割のピッチャーです。

基本的にアクシデントや緊急事態があった場合のみの役割なので、クローザーなどのように、ロングリリーフ専門のピッチャーが存在しているということはありません。

では、具体的にどういった場面で出てくるのかというと、たとえば先発ピッチャーが投げ始めてすぐにけがをした、あるいはバッターの頭部にボールを当ててしまったといったケースです。現在のプロ野球では、後者は即退場になるので、ピッチャーの交代が必要なのです。

ロングリリーフをこなすのは基本的に中継ぎピッチャーですが、浅い回から登板して、6回や7回ぐらいまで投げることになるので、球数はほぼ先発投手と代わりません。

そのため、先発もこなせるぐらいの力量が求められます。なので、中継ぎの中でもローテーションの谷間では先発を担うようなピッチャーが割り当てられます。